信用取引は簡単にできる



信用買い残、信用売り残とは要返済の残額

 

 

日本の株式市場は信用取引であふれています。機関投資家だけでなく個人投資家もどんどん利用するようになって来ました。信用取引のおかげで企業はスムーズな資金調達ができるようになり、資本主義はこれで発展しました、と言っても決してオーバーではありません。

 

 

信用取引は簡単に言えば、売買代金の7割近くを6ヵ月後の期日までの延べ払いにすることです。

 

 

信用買いの場合、期日までに延べ払いの残額を支払わなければなりませんが、ほとんどの場合は反対売買といって、その株を売った代金を残額の支払いにあてます。

 

 

信用売りの場合、カラ売りをするために借りた株を期日までに買い戻し、元の持ち主に返さなくてはなりません。

 

 

信用買いで期日までに支払わねばならない残額のことを「信用買い残」、信用売りで期日までに株の買戻しをするのに必要な金額のことを「信用売り残」と言います。